DARPAのARMプログラム最新ビデオ

DARPA(国防総省高等研究開発局)で進められているARM(Autonomous Robotic Manipulation)プログラムは、高い自律性を持って多様な作業を行えるマニピュレーターの開発を目的としている。ハードウェア、ソフトウェア、アウトリーチ(一般の人々への広報、教育活動)の3つの部門があり、それぞれチームが組まれている。ハードウェア部門では、3〜4本の指と手のひらを利用して、多様な機能を果たすローコストなロボット・ハンドの実現を目指す。

DARPAが先ごろ公開したこのビデオは、ハードウェア部門で開発を進めるアイロボット社(ハーバード大学、イェール大学協力)のもの。机の上に置かれたクレジットカードをつまみ上げたり、ねじ回しドライバーを認識して、取っ手部分をちゃんとつかんだりする。バットで殴られても壊れないほどのフレキシブルさを備えている。

このプログラムでは、現在50,000ドルのコストがかかるロボット・ハンドが、3,000ドル(1000個以上製造した場合)まで下げられることを目指している。器用な指先を持ったロボットが、危険な場所でも道具を使って人間同様の作業ができるようになることが目標だ。