空を羽ばたくカラス・ロボット「Robo Raven」

メリーランド大学のロボティックス・センターの研究者たちが、鳥のように空を羽ばたくロボット「Robo Raven」、直訳してカラス・ロボットを公開した。このカラス・ロボットはただ飛び上がるだけでなく、斜めに飛んだり翻ったり、低空飛行へダイブしたりする。まるで本当の鳥を見ているようだ。

カラス・ロボットの研究はすでに8年前から始めていたものの、うまく飛行させることができず、途中で棚上げされていた。それが1年前に再スタート。今度は、両翼を別々のアクチュエーターで動かすことによって、本物の鳥のような飛行が可能になったという。

筆頭研究者のSKグプタ教授によると、アクチュエーターとバッテリー,マイクロコントローラーで重くなった重量を減らすために、3Dプリンティングやレーザーカッターを利用して軽量ポリマー素材を工作した。さらに、翼の動きが上昇の際にもバランスを保ちながら最高速度を生み出すようプログラムし、翼が羽ばたいている間にリアルタイムで動的空気力を計測する方法を編み出した。これによって、さまざまな翼のかたちを評価することができたという。そして、すべての部品が統合システムのように機能するよう、システムレベルでの最適化の実現にも務めたという。

上記のビデオでは、1分50秒時点でタカが襲撃しにやってくるのが見える。それほど「本物」に近いという証だろう。

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