ひとつのジョイスティックで、100個のロボット群を操作する

ライス大学マルチロボット・システムズ・ラボの研究者が、複数のリモートコントロール・ロボットを単一のジョイスティックで操作するアルゴリズムを考案した。『ロボハブ』が報じている

ビデオでは12個のロボットが各々に動くさまが見られるが、これは120個のロボットにも適用可能という。また今はスピードがのろいが、これを200倍速める新しいアルゴリズムを開発中とのことだ。

このアルゴリズムは回転型ノイズを利用。たとえばジョイスティックが「回る」という指示を出すと、それぞれのロボットは少しずつ違った角度だけ動く。その差を使って、ロボット群全体を徐々に目的のポジションに導くのだという。

ジョイスティックは、前進、後退、回転しか指示できないものの、上部に取り付けられたカメラがロボットのバーコードを読み込んで正確な位置を把握し、目的地へ向かわせる。漸近安定理論を用いているために、もともと個々のロボットがどんな位置にあっても、目的地へ収束できるという。

この研究は、バクテリアが光源へ向かったり、単細胞組織が特定の化学物質へ向かったりすることからヒントを得た。いずれ、ターゲット医療やモバイル・センシングへ応用することが目標という。下のビデオでは、ロボットがフォーメーションを作って、攻撃や防衛をするさまも見られる。