フォックスコン社が、カーネギーメロン大学のロボット研究に1000万ドルを寄付

中国の製造大手で、アップル製品の製造請負で知られるフォックスコン社(親会社 鴻海精密工業)が、カーネギーメロン大学のロボットと先端製造技術研究に1000万ドルを寄付するという。『ロボット・レポート』が伝えている。去る11月に発表されたもの。

Robot - foxconn

この寄付は、2年間にわたる戦略パートナーシップを対象にしたもの。詳細は不明だが、フォックスコン社は同時にペンシルバニア州の製造拠点に3000万ドルの追加投資を行っており、アメリカでの製造拠点拡大に向かっている模様だ。同州のカーネギーメロン大学とのパートナーシップから生まれる成果も、そうした流れに組み込まれていくのだろう。

現在アメリカでは、国内に製造を取り戻そうという動きが高まっている。一般的にロボットは製造現場の職を奪うと見られている一方で、効率的なアメリカの労働者とロボットを組み合わせれば、中国に製造をアウトソースするよりもコスト安になるという見方も出ている。また、国内製造に移行すれば、身近に製造の品質管理ができるという利点もある。

そうした機運が高まれば、技能労働者、高度な技術要素製造、そしてロボットの間で、製造現場の転換が起こる可能性もある。製造とロボットの新しい関係は、これからの注目分野だ。