ロールスロイス社の自律航行貨物船計画

自律走行車やドローンがあるのならば、自律航行船があってもおかしくない。ロールスロイス社が、そんな貨物船計画を推進していると『ブルームバーグ・ニュース』が伝えている

ロールスロイス社が構想中の自律航行貨物船(Rolls-Royce Holdingsより)

ロールスロイス社が構想中の自律航行貨物船(Rolls-Royce Holdingsより)

世界の貿易の90%は貨物船によって行われており、その市場規模は3750億ドル。これを自律航行貨物船にすると、安全で安く、公害も少なくなるとロールスロイス社は主張しているという。

海運が全体の売上の16%を占めると見られる同社は、昨年から設計を始めた。貨物船には船員が過ごすブリッジ部分や空調などのサポート施設部分がなく、コンテナーで覆われている。これで重量は5%軽くなり、消費燃料も12〜15%削減できるという。

ただし、海運業界、労働組合、保険業界、規制当局からの抵抗は避けられないという。現在のところは規制もなく、ここでも技術が社会よりもずっと先に進んでいる状態だ。