ジーボ(Jibo)続報。資金調達は、100万ドル(約1億円)を突破!

先だってお伝えしたMITメディアラボ準教授のシンシア・ブラジルのロボット、ジーボ(Jibo)が、クラウド・ファンディングで100万ドル(約1億円)以上を集めた

下は、感謝を伝えるブラジル教授のビデオ。

今しがたチェックしてみたところ、すでに120万ドル(約1億2000万円)にも届きそうな勢いで、調達の目標額だった10万ドルを大きく超えた。

75万ドル突破祝いに設定された新しい購入カテゴリー(ホーム・エディションを先払い199ドル、出荷時に349ドル支払いで購入)も126個の注文が入り、売り切れたようだ。

100万ドル突破祝いとしては、2015年までに購入されたジーボに特製「エクスプレション・パック」が無料で搭載されるという。これは、アニメーションと動きを組み合わせてジーボが表現できる「ムーブトーン」と呼ばれるものがいくつかパッケージになっているらしい。

寄付金だけを出した支援者も含め、サポーターの総数は2600人近い。インディゴーゴーのサイトに表示されている購入者の数はかなり低いのだが、これはどうも間違っているようだ。実際のサポーターが出した金額リストを少し見ただけでも、表示数は軽く超えている。

『ニューヨークタイムズ』もこのジーボに関する記事を掲載しているが、そこには「次世代のテクノロジーが人間っぽくなることは大切。次のコンピューティングは、感情」というブラジル教授のコメントと共に、ことはそれほど簡単ではないと指摘する声も挙げられている。

元マイクロソフト社のロボティクス・グループに在籍し、現在はホアロハ・ロボティクス社を創業しているタンディー・トラウワー氏は、「たった数時間だけでなく、来る日も来る日も人間とのインタラクションをそつなくこなすのは、簡単なことではない」と語っている。

また、コンピュータと感情の問題に詳しいMITのシェリー・タークル教授は、「人とやりとりするテクノロジーにはたいていがっかりするもの。なぜならば、約束したことが実現できないから。友情が芽生えると言いながら、実際には演技を遂行することしかできない。実際は友達ではないのに、見かけは友達製造というビジネスを本当に始めたいのかどうかを問うべき」と語っている。

これに加えて、セキュリティーの問題も指摘されている。ロボットがハックされるようなケースだ。

ジーボについては早くも熱狂が広がっているものの、本当にビデオでデモされているほどに愛らしく役に立つロボットなのかは、目にするまではわからないということかもしれない。