2025年の未来は、明るい(52%)と暗い(48%)に予想が分かれる。

インターネット時代の技術や社会を調査することで知られるワシントンのピュー・リサーチセンター・インターネット・プロジェクトが、2025年にロボットやAIが人々の仕事を奪っているか、あるいは生み出しているかに関して、有識者を対象にリサーチした。1896名が回答したという。

懸案のロボット、AIと人間の仕事に関する調査。(http://www.pewinternet.org/より)

懸案のロボット、AIと人間の仕事に関する調査。(http://www.pewinternet.org/より)

その結果、ロボットやAIによってブルーカラー、ホワイトカラー両方が仕事を失い、経済格差がますます広がっているとしたのは48%。反対に、職を奪う以上に新しい職を生み出しているとしたのは52%。未来はほんの少しだけ明るく予想されているようだ。

この調査では、有識者の個々の意見も公開されているのでぜひ読んでいただきたい。ヴィント・サーフ(グーグルのチーフ・エヴァンジェリスト)、ジョナサン・グルーディン(マイクロソフト・リサーチの首席研究員)、ハワード・ラインゴールド(作家)らも回答を寄せている。

懸念も持つ人々の意見は、「これまでの自動化機械はブルーカラーを直撃したが、これからのイノベーションはホワイトカラーの職も脅かす」、「高度技能を持つ人々は大きな成功を収めるが、そうでないもっと多くの人々は低賃金のサービス業に従事するか、永遠に失業する」、「現在の教育システムは未来に合っておらず、政治、経済機関も厳しい選択を行うには能力不足」というものだ。

一方、明るい未来を感じている人々の意見は、「新しいテクノロジーは、いつも特定の職業を奪ってきたが、総合的には新たな職業を生み出してきた」、「こうした変化の中で、われわれはいつも人間の特性を利用したまったく新しい仕事を発明してきた」、「テクノロジーは、日々の大変な労働からわれわれを開放して、もっとポジティブで社会的にも意味のある方法で仕事との関係を変化させる」、「究極的には、われわれは社会全体として自らの運命を選んでいく」といったものだ。

調査レポートのダウンロードは、ここから。