ドローンを使った、美しいエンターテインメント!

スイス工科大学(ETH)チューリッヒ校のフライング・マシーン・アレーナ(FMA)と、同校のスピンオフであるヴェリティ・スタジオ、そしてシルク・ド・ソレイユが共同で制作したビデオ『スパークト(Sparked)』。

クアドロコプターを使ったもので、ビデオはすべて本物。つまり、コンピュータ・グラフィックスもテザリングのワイヤーも用いず、またビデオはこの速度で実際に録画されたという。

『ロボハブ』に、ヴェリティ・スタジオのマルクス・ヴァイベル氏が制作裏話を書いている

今回の制作は、エンターテインメントにおけるドローン利用の可能性を探るものだったようだ。FMAは、10メートル角のスペースを持ち、ドローン利用を研究してきた組織。今回のようなエンターテインメント用の利用は、これまでの研究にはなかったものという。

ランプ・シェードはそれぞれがアクターとして、名前まで付けられていた。衣装も違うのでご注目を。動きは、あらかじめコンピュータでコントロールされていたが、撮影現場で数々の調整を行ったようだ。またバッテリーの交換も頻繁に必要だったらしい。

ヴァイベル氏にとっておもしろかったのは、登場するダンサーがドローンとの関係をすぐに把握したことだという。そしてやりとりがどんどん自然になっていったという。ダンサーのニコラス氏も、「普通、モノを動かすのはアクターの方だと思いがちだが、今回はモノによって動かされる体験をした」と語っている。

下は、メイキング・ビデオ。FMAの他の研究の様子も見られる。