アンディ・ルービンがグーグルを辞める!

昨年、ロボット関連会社を8社も買収した中心人物、アンディ・ルービン氏が何とグーグルを辞めるという。『ウォールストリート・ジャーナル』が伝えている

グーグル・ロボットのこれからが注目されていたのだが……(http://online.wsj.com/より)

グーグル・ロボットのこれからが注目されていたのだが……(http://online.wsj.com/より)

 同紙によると、ルービン氏はハードウェア・スタートアップをサポートするインキュベーターを創業する予定とのこと。

グーグルは、今後もロボットに続けて注力していくと言い、現在もロボティクス・グループの一員でリサーチ・サイエンティストのジェームズ・カフナー氏を同グループのトップに指名したそうだ。カフナー氏は、スタンフォード大学コンピュータ科学学部で博士号を取得。日本にもつながりがあり、2年間は東京大学でヒューマノイド・ロボットの研究に携わった。その後、カーネギー・メロン大学で教職につき、自律走行車の開発にも関わった。現在も同大学ロボット研究所の非常勤講師

ルービン氏が、なぜ辞めるのかについてはいろいろな憶測があるようだ。自主的に辞めるのであれば、ロボット事業をもう少し推し進めてからにしたのではないかと思われる。急な辞職は、起業家精神に溢れた同氏が、グーグルの経営方針とぶつかったためではないかと見られている。

またグーグルは先週、大掛かりな組織再編を行い、ラリー・ページCEOの下にスンダル・ピチャイ氏を配属させた。ピチャイ氏は、一昨年ルービン氏が率いていたアンドロイド事業を引き継いだ人物。今後同氏が、ユーチューブを除くすべての事業を統括することになり、これまでラリー・ページに直接報告していた各トップも、これからはピチャイ氏が報告先となる。ルービン氏にとっては、これに関して何かおもしろくないことがあったのかもしれない。

それにしても、現在の世界のロボット熱を焚き付けたルービン氏が転職とは。次のポジションでもぜひロボットを探究してもらいたいものだ。