昆虫ロボットの微妙な動きに注目

ドイツのビーレフェルト大学認知インタラクション技術センター・オブ・エクセレンス(CITEC)のバイオメカトロニクス・グループが、「ヘクター(Hector)」という名前の昆虫ロボットの歩行を公開している。『ファイズ』が伝えている

ヘクターは、ナナフシという昆虫を模して作られたもので、16カ所の柔軟な受動関節と超軽量のエクソスケルトンで構成されている。ユニークな点は、「ウォークネット(WalkNet)」という、生物に着想を得た分散型反応性コントロールの概念に基づいて機能することという。

柔軟関節のドライブは筋肉のように動き、16カ所すべてにセンサーと電子コントロール、プロセサーが組み込まれている。生物を模したアルゴリズムに従って動く際に、障害物にぶつかったりすると反応を示すという。

ヘクターは、いずれは動物のロコモーションの仮説をテストする生物学者やロボット研究者らのプラットフォームとなるよう想定されているということだ。