Xプライズ「月面ローバー」の締め切りは1年延長へ

Xプライズは、コンテスト形式で最先端技術開発を促進する組織だ。これまでここで競われた技術から、商用宇宙船のヴァージン・ギャラクティック社のスペースシップ2などが生まれた。

現在進行しているコンテストは「月面探索ローバー」。その締め切りが、技術的な難題が多いとの理由で1年延期されて、2016年末となった。『ユニバーストゥデイ』というブログが伝えている

このコンテストは、グーグルのスポンサーシップによって開催され、賞金は総額3000万ドル。「月面ロボット」という別名があるほど、ローバーにはロボット技術が搭載される。

このコンテストが発表されたのは2007年。数10チームから現在は18チームにまで絞られている。上のビデオは、そのうちのアストロボティク社のもの。同社は、この賞で各技術を評価するために設けられているマイルストーン賞の2部門(モビリティー、イメージング)にノミネートされている。また、参加チームの中には日本のハクト社も含まれている。

このコンテストは、政府からの補助金が10%以下の民間企業が対象。月面にローバーを着陸させ、500メートル走行させ、月の様子をHDTV画像で送信するというのが条件だ。優勝チームには2000万ドルが授与される。

当初は、このタスクが2015年末までに完了するということになっていた。だが、最近宇宙船事故が相次ぎ、また資金面でも困難に直面しているチームがあるとのことで、締め切りが1年延長されたということだ。

Xプライズのリリースは、ここに。