気象観測気球を上げるロボットを、高校生たちが製作

ロボット・クラブは、今や全米の中高校生の活動に広まっている。フロリダ州の複数の高校の生徒たちで組織されるそんなクラブのひとつが、NASAのロケット打ち上げをサポートするロボットを作った。『フロリダ・トゥデイ』が伝えている

チームの名前にちなんで、色もピンクのウェザーボット

チームの名前にちなんで、ピンク色のウェザーボット

フロリダ州ケープ・カナヴェラルにあるケネディー宇宙センターでのロケット打ち上げは、地元にとっても大きなイベントだ。そして、打ち上げの際には、いつもぎりぎりまで天候を観察することが必要だと、住民はよく知っている。

そのために気象観測気球が上げられるのだが、これまでは稲光が見られるような悪天候の中でも人が行っていた。それを、代替してくれるロボットを、地元高校生たちが作った。この地域は雷が多く、ひどい場合には気球が上げられないためにロケット打ち上げが中止されることもある。

生徒たちの「ピンク・チーム」は、いつも気球を上げる空軍基地を訪問して、担当者らにヒアリングを行い、この「ウェザーボット」を作った。6車輪の全地形型可動式台車は、重量90ポンド(約41キロ)。330ワットのモーターを2つ搭載し、1マイル(約1.6キロ)以上離れていても操作可能という。気球のリリースは遠隔に行う。

ロボットの製作コストは、約2000ドル。寄付金と中古のパーツ、そして生徒たちが洗車のアルバイトをして貯めたお金で作られたという。