グリシン氏の、ロボット・スタートアップへのアドバイス
投稿日: 10/20/2014 カテゴリー: スタートアップ、ベンチャーキャピタル, ニュース, ロボット会社 | Tags: オーボティクス, グリシン・ロボティクス, スパイアー, スヴィヴル, ダブル・ロボティクス, ディミトリ・グリシン, ブームボティクス, ペットネット, ボルト, ロボッツラボ コメントするロシアで、一般消費者向けロボット開発を対象とするベンチャー・キャピタル、グリシン・ロボティクスを運営するディミトリ・グリシン氏が、『IEEEスペクトラム』のインタビューに応えて、ロボット・スタートアップへのアドバイスを与えている。ポイントは、もっと実践的、現実的にアプローチせよ、ということらしい。
グリシン氏のファンド規模は2500万ドル。すでにそのうちの600万ドルを8つのディールに投資した。その8社は以下だ:
「家庭用菜園のためのロボットも出てくるでしょう」。グリシン・ロボティクス社ヴァレリー・コミッサロヴァ氏インタビュー
投稿日: 11/14/2013 カテゴリー: インタビュー, スタートアップ、ベンチャーキャピタル, ロボット会社, 家庭用ロボット | Tags: グリシン・ロボティクス, スヴィヴル, ダブル・ロボティクス, ナノサティスファイ, ボルト, ボルトio, ロボッツアップス, ヴァレリー・コミッサロヴァ コメントするロシアを拠点にするグリシン・ロボティクス社は、いち早くロボット分野への投資を目的に設立されたベンチャーキャピタルである。創設者のディミトリ・グリシン氏は、ロシアのインターネット会社Mail.Ruを設立した人物で、ロボットへの関心が高く、個人資産2500万ドルを元に投資を行っている。同氏についてはロボニュースでも以前取り上げたことがある。
グリシン・ロボティクスは、起業したばかりのスタートアップへのシード投資が中心で、対象は一般消費者向けのロボット会社。現在同社が投資しているスタートアップには、ナノサティスファイ社(極小衛星を製造)、ロボッツアップス社(ロボットのためのアップ・ストアー)、ダブル・ロボティクス社(iPadを利用したテレプレゼンス・ロボット開発)、スヴィヴル社(被写体に合わせて動くビデオ・キャプチャ技術開発)、ボルトio(ハードウェア・インキュベーター)などがある。
先頃『ロボビジネス2013』会議に参加し、いくつかのパネルでモデレーターも務めていた同社の事業開発ディレクター、ヴァレリー・コミッサロヴァ氏に、グリシン・ロボティクス社の投資ビジョンなどを尋ねた。
ロボットのベンチャー・キャピタリスト、ディミトリ・グリシン氏
投稿日: 07/28/2013 カテゴリー: スタートアップ、ベンチャーキャピタル, ニュース, ロボット会社 | Tags: グリシン・ロボティクス, スヴィヴル, ダブル・ロボティクス, ディミトリ・グリシン, ナノサティスファイ, ボルトio, ロボッツアップス コメントするボストンやシリコンバレーでも、ベンチャー・キャピタリストがロボット分野に注目し始めているが、ロボットだけに特化して投資を行うベンチャー・キャピタリストがいる。ロシア人のディミトリ・グリシン氏だ。
グリシン氏は、ロシアのインターネット会社Mail.Ruの共同創設者で、現在CEO。ベンチャー・キャピタル会社のグリシン・ロボティクス社は、個人資産2500万ドルを元にして、起業されたばかりの会社にシード投資をする。パーソナル・ロボットが中心だ。
そのグリシン氏が、『ウォールストリート・ジャーナル』でインタビューに答えている。
同氏は、ロボットがいる未来小説が本当のことになるのは予想以上に早く、今こそ、アイデアをビジネスにすべきだと言う。ハードウェア部品のコストも低くなり、3Dプリンターで安くプロトタイプを作ることもできるからだ。初期の投資額も50万ドル以下で済み、これはクリーン・テクノロジー業界などの新興企業への投資よりは、ずっと少ない額だという。
同氏が現在投資しているのは、以下の5社:
・ナノサティスファイ社: 極小衛星を製造
・ロボッツアップス社: ロボットのためのアップ・ストアー
・ダブル・ロボティクス社: iPadを利用したテレプレゼンス・ロボットを開発
・スヴィヴル社: 被写体に合わせて動くビデオ・キャプチャ技術
・ボルトio: ボストンのハードウェア・インキュベーター
同氏は、ロボット革命の中心地となるのはシリコンバレーだと予測している。その理由は、デザインの伝統があること、メーカー・ムーブメントに見られるようにモノ作りをする人々が多くいること、他国から移住するイノベーターのあこがれの地であることなどだ。
同氏のところには、投資依頼がたくさん来るが、アメリカを別にすると、ヨーロッパ(特にロンドン)や中国が多いという。日本はもっとリードすると思っていたが、本物のビジネスにするよりは、ヒューマノイドを作ることの方に関心があるよう、と見ているようだ。
「これだ!」というビジネス・アイデアのある日本のロボット開発者は、どんどんグリシン氏にコンタクトを取っていただきたいものだ。
ユーザーに首を向けるテレプレゼンス・ロボット
投稿日: 06/01/2013 カテゴリー: スタートアップ、ベンチャーキャピタル, ニュース, ロボット会社 | Tags: スヴィヴル, テレプレゼンス・ロボット コメントするアメリカでは、テレプレゼンス・ロボット市場がにわかに混み合ってきた感がある。
医療現場で用いられる人間と等身大のロボットから、オフィスのテレコンファレンス用に使えるロボット、そしてロボニュースでも紹介したロモーティブ社の製品のようなエンターテインメント用ロボットまで、さまざまなタイプのものが発表されている。
そこに新たに出現したのは、スヴィヴル社の製品。スマートフォンやカメラを設置するベースで、これがユーザー側にあるマーカーに向けて方向を変える。従って、ユーザーが動き回っても、その姿を捉え続けるわけだ。マーカーは、コントローラーやマイクロフォンとしても機能する。
これもまたキックスターターで資金を集めた製品で、すでに学校での利用も期待されている。先生が講義を録画するのに便利。また企業などでも、ダイナミックに動きながらプレゼンテーションする様をテレコンファレンスで使えるだろう。価格は199ドル。
ロボット業界に特化したベンチャーキャピタル会社であるグリシン・ロボティクスが、最近50万ドルの投資を決めたことも話題に。
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