コー・ロボットは、次の競争の舞台
投稿日: 02/15/2015 カテゴリー: サービス・ロボット, ニュース, ロボット会社, 産業用ロボット | Tags: ABB, アマゾン, アリババ, カワダ・ロボティクス, キヴァ・システムズ, クカ, グーグル, スイスログ, ファナック, ユニバーサル・ロボッツ, ユミ(YuMi), リシンク・ロボティクス, LBR iiwa コメントする人間の作業員に混じって仕事をするコー・ロボットは、産業ロボットの新たなカテゴリー。デンマークのユニバーサル・ロボッツ社、アメリカのリシンク・ロボティクス社、日本のカワダ・ロボティクス社など、この分野ではすでにいくつかの製品が知られている。
そこへ従来の産業ロボットのメーカーも次々に製品を投入するという。『シカゴ・トリビューン』が伝えている。
2014年たまっていたイベント・レポートまとめ<その10>オートディスク・ユニバーシティー(AU)で見かけたロボット
投稿日: 01/26/2015 カテゴリー: イベント・レポート, スタートアップ、ベンチャーキャピタル, ニュース, ロボット研究, ロボット会社, 産業用ロボット, 医療用ロボット | Tags: AU 2014, アキム・メンゲス, オートディスク, オートディスク・ユニバーシティー, カール・バス, クカ, ジェフ・コヴァルスキー, ジョーリス・ラーマン, 森精機 コメントする遅れていた2014年のイベント・レポートのまとめが、まだひとつ残っていた。これが最後。12月初頭にラスベガスで開かれたオートディスク社の恒例の年次イベント「オートディスク・ユニバーシティー(AU 2014)」である。
AUでは、オートディスク社の新しい技術を学び、情報交換をしにやってくるユーザーが多数集まる。今回興味深かったのは、オートディスク社が「生成デザイン(Generative Design)」という未来的なコンセプトを打ち出したことだ。同社CTOのジェフ・コヴァルスキー氏は、「オートディスクに在籍した9年間でもっとも大きな変化を目前にしている」と語っていた。これはロボットとも決して無関係ではない。
乗馬療法を提供するオーストリアのロボット
投稿日: 01/22/2015 カテゴリー: ニュース, ロボット会社, 医療用ロボット | Tags: インテリジェント・モーション, クカ, ヒーロブ(Hirob) コメントする馬に乗る乗馬療法は、神経生理学に基づいた運動療法。身体障害や神経障害を抱える人々の身体のバランス感覚や姿勢維持、身体各部の協調運動、関節機能や筋肉の訓練として、その成果が認められているものだ。
その馬に乗る感覚をロボットに置き換えると? 『メディカル・エクスポ』が、そんなロボット「ヒーロブ(Hirob)」を紹介している。
2014年たまっていたイベント・レポートまとめ<その6>『オートマティカ(Automatica)』展示会
投稿日: 12/21/2014 カテゴリー: ニュース, ロボット研究, ロボット会社, 産業用ロボット, 軍事用ロボット, 医療用ロボット, 家庭用ロボット, 教育ロボット | Tags: オートマティカ, クカ, クカ・イノベーション賞, クカ・ラボラトリー, チューリッヒ大学情報学部ロボティクスおよび認知グループ コメントするたまっている2014年のイベント・レポートの第6回は、6月初頭にミュンヘンで開かれたロボット展示会『オートマティカ(Automatica)』についての写真を。これは2年に1度開かれる大規模な展示会で、産業ロボットを中心に世界中からメーカーが集まる。
そのレポートの前にひとつ。
ここではクカ・ラボラトリー社が主催するクカ・イノベーション賞の最終選考も行われた。これは、クカ社の小型モバイル・マニピュレーターであるユーボットの革新的な使い方を実現した学生チームに送られるもの。
クカ社流のコー・ロボットはこれ
投稿日: 03/27/2014 カテゴリー: ニュース, ロボット会社, 産業用ロボット | Tags: クカ, シーメンス, LBR iiwa コメントするリリースはここ。
ピンポン・ロボットのホント、ウソ考察
投稿日: 03/15/2014 カテゴリー: ニュース, ロボット研究, ロボット会社, 産業用ロボット, 家庭用ロボット | Tags: クカ コメントする『IEEEスペクトラム』が、クカ社製ピンポン・ロボットとドイツ・チャンピオンの対抗試合、そして、ホビイストが作ったとされるピンポン・ロボットについて、真偽性を2つの記事で考察している。
ピンポン対決ビデオは、残念な機会喪失
投稿日: 03/12/2014 カテゴリー: ニュース, ロボット会社, 産業用ロボット | Tags: クカ, ティモ・ボル コメントする先だって伝えたクカ社製ロボットとドイツ・チャンピオンのピンポン試合。作り込まれたビデオはドラマティックだったが、これはクカ社にとっては重要な機会喪失だったと『ロボティクス・ビジネス・レビュー』が評している。
クカ社が、航空機製造用ロボットのアレマ・オートメーション社を買収
投稿日: 03/12/2014 カテゴリー: ニュース, ロボット会社, 産業用ロボット | Tags: アレマ・オートメーション, アレヴァ・グループ, クカ コメントする航空機製造でのリベット留めや穿孔作業ロボットを開発するアレマ・オートメーション社が、クカ社に買収された。『ロボティクス・ビジネス・レビュー』が伝えている。買収額は明らかでない。
人間とロボットのピンポン対決が来月開催!
投稿日: 02/15/2014 カテゴリー: ニュース, ロボット会社, 産業用ロボット | Tags: クカ, ティモ・ボル, KRアジラス コメントするドイツのピンポン・チャンピオンのティモ・ボルは、世界第8位の腕の持ち主。彼は、クカ社製のピンポン・ロボットに勝てるだろうか。この対決が、3月11日に予定されている。
クカ社のロボット「KRアジラス」は、世界最速のロボット・アームという。人間とコンピュータのチェス対決はあるが、こちらはからだを使った試合。いったいアジラスはどのくらい正確に相手からの球を捉え、どのくらい速く打ち返すのだろうか。試合はオンラインでも中継されるという。
プロモーション・ビデオは、かなり期待をそそるつくりである。
助けを求めるロボットの重要なポイント
投稿日: 09/13/2013 カテゴリー: ニュース, ロボット研究 | Tags: クカ, ユーボット, CSAILロボットセンター, MIT コメントする「スミマセ〜ン。ちょっとそこの棒を取って下さい」。
そんな風に、人間に助けを求めるロボットを『IEEEスペクトラム』が紹介している。
これは、MIT(マサチューセッツ工科大学)で開発されているIKEAの家具を組み立てるロボット。以前ロボニュースでも紹介したことがあるが、クカ社のユーボットを利用したものだ。
そのロボットに逆意味アルゴリズム(inverse semantic algorithm)を統合すると、解決できない問題や間違いを認識し、それを解決するために何が必要かをはじき出して、人間がとれる行動に翻訳して助けを求める。あらかじめプログラムされているわけではなく、あくまでもアルゴリズムが動作するので、新しい状況にも対応するという。
ビデオを見ると、ロボットが「ちょっとすみません」とか、「白い板を裏返して下さい」、「ありがとうございます。あとは大丈夫です」などと言っている。そのさまがおかしくて噴き出してしまいそうになる。
だが、ここでは人間としっかりコミュニケーションができるように、ロボットは直面している問題のコンテクストに合った方法で、自然言語で名詞、動詞を用いて発言し、的を得た、クリアーで簡潔な表現で助けを求められるようにしているという。たとえば、「黒いテーブルの上に載っている白い棒を、青色のロボットに渡して下さい」といったような具合だ。実に具体的に言うのである。
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