ロボット関係者が好きな、最新ロボット映画3本

ロボット関係者と話していると、最近はロボット映画に言及されることが多い。ここ数ヶ月だけでも3本の映画で、ロボットが主役並みの扱いを受けている。

これまでならば、SF映画だけに限られていただろうが、最近の映画に登場するロボットは現実世界にぐっと近づき、しかも技術的にも現実味が感じられるような演出になっている。ロボットの関係者は、これらの映画を見て、いろいろ考えることもあるのだろう。

その3本を紹介しておこう。

『Robot and Frank』

『Robot and Frank』

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自走車の利点を、モーガン・スタンレーが分析

人間のドライバーよりも、不注意による自己が格段と少なくなるなど、自走車の利点はいろいろなところで強調されてきた。モーガン・スタンレーが、それを体系的な報告書にまとめ、昨年11月に発表した。『ロボハブ』が伝えている。

インパクトを大、中,小で見積もって、自走車がどれだけのコスト削減になるかを試算

インパクトを大、中,小で見積もって、自走車がどれだけのコスト削減になるかを試算

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コンピュータ・ゲームを打ち負かすロボット

チェスで人間を打ち負かすコンピュータはあるが、コンピュータ・ゲームを打ち負かすロボットが登場した。

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「そのうち、グーグルの自走配達車からロボットアームが出てくるかもしれません」 ニューヨークタイムズ記者 ジョン・マルコフ氏 インタビュー その<1>

ニューヨークタイムズの科学記者であるジョン・マルコフ氏は現在、ロボットに関する著書を執筆中である。グーグルがロボット企業を数々買収していたというニュースを最初に報じたのも、マルコフ氏だった。シリコンバレーに育ち、長い間テクノロジー、コンピュータ・セキュリティーの分野をカバーしてきた有名記者である同氏がなぜ今、ロボットに注目しているのか。それを尋ねに行った。

ジョン・マルコフ氏は、ニューヨークタイムズのシニア・ライター。1976年からテクノロジーを追うベテラン。

ジョン・マルコフ氏は、ニューヨークタイムズのシニア・ライター。1976年からテクノロジーを追うベテラン。

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「ロボットは仕事を奪う」議論に突破口を

ロボットと仕事、製造業とアウトソースの議論は、内容が実に錯綜している。ロボットはやっぱり人々の仕事を奪うのか。ロボットによって製造業はアメリカに戻ってくるのか。

だが必要なのは、ありきたりの論調に陥らないことかもしれない。

ロボットは本当に人間の職を奪うのか?(http://www.rethinkrobotics.com/より)

ロボットは本当に人間の職を奪うのか?(http://www.rethinkrobotics.com/より)

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ドローンが巻き起こした最近のトラブル

アメリカでは、ドローン(無人航空機)の商用化がまだ進んでいない。現時点では、ホビイストがドローンを飛ばせる区域も、商用航空機や警察活動を干渉しないよう厳しく定められており、高度も400フィート以下。私有地の農場でもない限り広い空で思う存分ドローンを飛行させるというわけにはいかない。

2015年末までにはFAA(連邦航空局)による規制が改訂されるものと予想されているものの、ホビイストやドローン開発者は待ちきれず飛行させて、何らかのトラブルを引き起こすといったケースも数々見られる。最近の例をレポートしよう。

マンハッタンのビルの間を飛行し、路上に墜落したドローンのビデオから

マンハッタンのビルの間を飛行し、路上に墜落したドローンのビデオから

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ハードウェア・インキュベーターとはどんな空間? ハイウェイ1を訪問

サンフランシスコには、すでにハードウェア・インキュベーターやアクセラレーターがいくつかできている。これまであったインターネット・サービスやアプリ開発をサポートするソフトウェア・アクセラレーターの方法論が、ハードウェアにも広がってきたのだ。

だが、ハードウェアのサポートの中味は、ソフトウェアとは異なったものだ。ハードウェア・アクセラレーターとはどんな場所なのか。それをレポートしよう。

スタートアップの起業家たちは、大きな部屋で机を並べて仕事をする

スタートアップの起業家たちは、大きな部屋で机を並べて仕事をする

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ロボット関連の求人は、2013年に13%増

2013年にはロボット関連のオンラインでの求人数が45000件あり、これは前年度比13%増という。ウォンテッド・アナリティクス社の調べ。『ロボット・レポート』が伝えている

業界別のロボット関連求人件数割合(http://www.wantedanalytics.com/より)

業界別のロボット関連求人件数割合(http://www.wantedanalytics.com/より)

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ロボット会社50選(RBR50)発表

ロボティクス・ビジネス・レビュー』が主催する『RBR50』は、ロボット関係者や読者が選ぶロボット会社トップ50社のリストだ。このたび、全世界の1500社から厳選されたという50社が発表された。日本企業も少なからず含まれている。

Robot - rbr_50

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グーグルに買収されたメカ・ロボティクス社の道のり

グーグルに買収されたロボット会社のひとつ、メカ・ロボティクス社は、マサチューセッツ工科大学(MIT)のスピンアウトで、卒業生のアーロン・エドシンガーとジェフ・ウェーバー両氏によって2006年に共同創設された。

現在は、グーグルのロボティシスト・ディレクターという肩書きになっているエドシンガーのこれまでの道のりが、MITのサイトに出ている

メカ・ロボティクス社のM1可動マニピュレーター。モノを持ち上げて運ぶために設計された。アームはスムーズに動き、コンプライアンスを備えている。

メカ・ロボティクス社のM1可動マニピュレーター。モノを持ち上げて運ぶために設計された。アームはスムーズに動き、コンプライアンスを備えている。

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