ロボットには、サービス・モデル「RaaS」が有効?
投稿日: 12/14/2014 カテゴリー: サービス・ロボット, スタートアップ、ベンチャーキャピタル, ニュース, ロボット会社, 産業用ロボット, 医療用ロボット | Tags: インタッチ・ヘルス, エイヴィッドボッツ, エーソン, サヴィオーク, ソフトバンク, ネスレ・ジャパン, ハーヴェスト・オートメーション, ペッパー コメントする小売店の店頭やホテルなどに登場し始めたロボットたち。こうしたロボットを開発会社はどんなビジネスモデルで売るのか。
それに関して、『アイリスプレックス』がサービス・モデルの有効性に触れている。
人を感じさせるロボットは、「暗黙知」を誘い出す。 RP-VITAを訪ねて<その2> UCLAメディカルセンター脳外科ICU取材
投稿日: 07/14/2013 カテゴリー: インタビュー, ニュース, ロボット会社, 医療用ロボット | Tags: インタッチ・ヘルス, テレプレゼンス・ロボット, ポール・ヴェスパ, RP-VITA, UCLAメディカルセンター コメントする何事も現場を見ずには本当のことはわからないものだが、今回のUCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)メディカルセンターほど、「見に来てよかった」と訪問中に何度も痛感したのも珍しい。
ここへ見に来たのは、医療用テレプレゼンス・ロボットのRP-VITAである。インタッチ・ヘルス社がアイロボット社と共同開発したもので、医師が遠隔地にいても患者の様子を診断でき、可動型なので病院内を動き回り、自律走行もできるというロボットだ。
ロボニュースは、これに先立ってインタッチ・ヘルス社CEOのユーラン・ワング氏にもインタビューをして(RP-VITAを訪ねて<その1>)、このロボットの狙いを学んだつもりだったが、それでも現場に来なければわからないことがたくさんあったのだ。
「予期せぬ事態でも、そこに医師が居合わせることができるのです」 RP-VITAを訪ねて<その1> インタッチ・ヘルス社CEOユーラン・ワング氏インタビュー
投稿日: 06/15/2013 カテゴリー: インタビュー, スタートアップ、ベンチャーキャピタル, ロボット会社, 医療用ロボット | Tags: インタッチ・ヘルス, インテューイティブ・サージカル, テレプレゼンス・ロボット, RP-VITA, 医療ロボット コメントする医療関連のロボットを開発するインタッチ・ヘルス社は、遠隔地から医師が患者を診断したり現場とコミュニケートしたりするのを仲介するテレプレゼンス・ロボットを提供してきた。
昨年、アイロボット社から600万ドルの投資を受けた同社は、最新型のRP-VITA(アールピー・ヴィータ)にアイロボット社の自走技術を統合。病院内で人や障害物を避けながら目的地にたどり着き、医師が院内を回診したり、看護士とやりとりしたりするのをサポートする。医師の時間を有効に活用しつつ、まるでそこに医師がいるかのように機能して、細やかな医療を可能にするツールだ。今年FDAの認可を受け、現在すでに世界の6病院で利用されている。
インタッチ・ヘルス社は、ロボットに加えて、そのコントロール・ステーションやソフトウェア、ネットワーク・プラットフォームなども含んだ包括的なサービスを提供し、医療現場への先端テクノロジー導入に積極的に取り組むことで知られている。
インタッチ・ヘルス社があるのは、サンタ・バーバラ空港近くの新興企業が集まった地域。社員はおよそ200人。外見はこじんまりとしているが、社内はオープンスペースの気持ちのいい空間だ。その中に、病室を模した研修室やロボット製造の工場もある。
2002年に同社を創設したユーラン・ワング会長兼CEOに、ロボニュースがインタビューした。
懸命に働くロボットがこんなにいる!
投稿日: 06/09/2013 カテゴリー: スタートアップ、ベンチャーキャピタル, ニュース, ロボット会社, 産業用ロボット, 軍事用ロボット, 医療用ロボット | Tags: インタッチ・ヘルス, エスコ・バイオニクス, キューボティクス, ブリッゴ, ブルーリバー・テクノロジー, リキッド・ロボティクス, リシンク・ロボティクス, ロボテクス コメントする『アントレプレナー』誌が、コマーシャル分野で実働するロボットを開発した8社を紹介している。
8社はそれぞれ、農業、飲食サービス、環境リサーチ、リハビリ、製造、一般医療、セキュリティー、太陽エネルギーの分野向けのロボットを開発した。ロボットと聞いて想像するようなヒューマノイドなかたちはしていないが、どれも自律的に特定の役割を果たすものだ。
記事の冒頭で、カーネギーメロン大学ロボティクス・インスティテュート内のナショナル・ロボティクス・エンジニアリングセンターのディレクターであるスティーブ・ディアントニオ氏は、「ロボットの商用化は簡単ではない。真の投資リターンが実感できるような応用方法を見いださなくてはならない」と語っている。
同記事で取り上げられている8社は以下:
・ブルーリバー・テクノロジー社(トラクターの背後に装着され、畑の雑草だけを見分けて除草剤をスプレーする)
・ブリッゴ社(バリスタが入れてくれるコーヒーのプロセスを、ロボットで再現。高度なカスタマイズも可能)
・リキッド・ロボティクス社(海上に浮かぶ海洋研究用ロボットが、海や波の観察を行う。波動から電力を得るため、半永久的に稼動する)
・エスコ・バイオニクス社(5ワットという省電力型のエクソスケルトンを開発。軍事用のほか、膝や腰などの身体能力を失った障害者、高齢者の歩行補助となる)
・リシンク・ロボティクス社(製造現場で単純作業を行うロボット、バクスターを開発。作業工程は、バクスターのアームを動かして入力する)
・インタッチ・ヘルス社(遠隔医療のためのテレプレゼンス・ロボット。通常の病院でも医師の回診に利用できる)
・ロボテクス社(戦場でのサーベイランスに利用できるリモートコントロール型ロボット。ロボットアームを付けて爆弾除去などに役立てることが可能)
・キューボティクス社(最大1200個のソーラーパネルの向きを40分ごとに変えるロボットを開発。ソーラーパネルのメンテナンスのためにデータも収集する)
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