DARPAが高校生向けのロボット・ビデオ・コンテスト開催

DARPA(国防総省高等研究計画局)が、高校生を対象にしてビデオ・コンテスト『Robots4Us(ロボッツ・フォア・アス)』を開催する(応募はアメリカ国内の生徒に限られる)。

テーマは、「ロボットが未来社会におよぼす影響」。現在と将来におけるロボット技術の発展が、われわれの社会のさまざまな側面にどんなインパクトをもたらしているか。それを2〜3分のビデオにまとめるというものだ。

Robot - r4us

続きを読む »


ロボットを勉強するには、どのMOOCがいいのか

昨今はMOOCが人気だ。MOOC(=Massive Online Open Course)とは、インターネットで公開されている授業である。大学レベルのものがほとんどだが、中学生や高校生レベルのものもある。

MOOCは最近どんどん科目が増えてきて、ロボットやAIの基礎に関するものもある。その中から人気のあるもの、受講者たちの間で推薦されているものを挙げてみよう。

Robot - mooc.1

続きを読む »


スネーク・ロボットを脚にすると?

スネーク・ロボットというコンセプトは、生物に発想を得て思いもつかないかたちや動きを想像するのに役に立つだろう。そのスネーク・ロボットを脚にしてロボットを作るとどうなるか。

そんなロボットをカーネギー・メロン大学ロボット研究所のバイオロボティクス・ラボが作った。Cnetが伝えている

続きを読む »


国立サンディア研究所は、オープンソース・ロボット技術を利用

政府関連の技術開発や導入を伝える『ザ・ビジネス・オブ・フェデラル・テクノロジー』によると、エネルギー省傘下のサンディア国立研究所は、エネルギー節約型モーターを利用した2本脚ロボットを開発している。

このロボットは、来年のDARPAロボティクス・チャレンジ(DRC)に参加はしないものの、被災地での救援タスクを遂行するロボットに貢献する技術を持つと同ラボは述べている。同開発プロジェクトはDARPAの補助金の元に進められている。来年6月の決勝戦の際には会場に展示される予定。

続きを読む »


2本の義手を、考えることで動かす

DARPA(国防高等研究計画局)の生物技術オフィスでは、『革命的人工器官』というプロジェクトを2006年から推進している。下肢に比べて上肢の人工器官は医療的にもエンジニアリング的にも難しいものと捉えられている。そこで技術を促進させようという狙いだ。

そのうちのひとつ、ジョンズ・ホプキンズ応用物理学研究所(APL)で開発された義手のビデオが下だ。

肩から両腕を失った人に2本の義手を付けるというケースも多くないが、さらにそれが脳信号でコントロールされているという画期的なものだ。つまり考えるだけで両方の義手がコントロールできるのだ。『エンドガジェット』が伝えている

続きを読む »


NASAのJPLが、ロボティクス・チャンレジ用に開発したもうひとつのロボット

昨年のDARPAロボティクス・チャンレジ(DRC)予選で健闘したロボシミアンを開発したNASAのジェット推進研究所(JPL)が、来年の決勝に向けて代打ロボットを準備していたという。『エンドガジェット』が報じている

JPLが新しく開発した「サロゲート」(http://www.engadget.com/より)

JPLが新しく開発した「サロゲート」(http://www.engadget.com/より)

続きを読む »


エクソスケルトンにはソフト・ロボット技術を

『ロボビジネス』は、2014年がエクソスケルトン(外骨格)開発には大きな転換期になったと伝えている

Robot - exoskelton

軽量で動きやすいソフトなエクソスケルトンの実用化が待たれる(http://www.roboticsbusinessreview.com/より)

続きを読む »


『空手キッド』のポーズも取れるアトラス

フロリダの研究所IHMCは、昨年のDARPAロボティクス・チャンレジ(DRC)で2位を収めたチーム。そこでアトラスが、片足で立ってバランスを取っている様子がビデオに収められている。

これは、映画『空手キッド(邦題はベスト・キッド)』の主役ダニエルをまねたもの。闘いに挑む前のポーズだが、バランスのアルゴリズムによって実現した。頭はケーブルで留められているものの、150キロのアトラスが片足で立っている様子は迫力。

 


『EmTech 2014』レポート<その1>アトラス、山道を行く

下の写真は、ヒューマノイド・ロボットのアトラスが山道を歩いている様子だ。ビデオでお伝えできないのが残念だが、ザクザクと力強く地面を踏みしめている。

こんなロボットに山奥でばったり出会ったら……

こんなロボットに山奥でばったり出会ったら……

続きを読む »


ソフトなウェアラブル・スーツ研究に、DARPAが290万ドルを補助

エクソスケルトン(外骨格)への関心が高まっているが、DARPA(国防高等研究計画局)が、ハーバード大学の生物模倣型エンジニアリング研究のためのワイス・インスティテュートに290万ドルの補助金を供与することになった。『カーツワイルAI』が伝えている

続きを読む »