ロボットのスタートアップがおかしがちな法律トラブル

IP(知的財産)と訴訟問題を専門にする法律事務所デイビス&ギルバートの弁護士、C.アンドリュー・キースナー氏が、ロボットのスタートアップが起こしやすい法律問題を10点挙げている。『ロボティクス・ビジネス・レビュー』が伝えている

同氏は、先だっての『ロボビジネス2014』会議でもセッションを持ち、多くの聴衆を集めていた。日米で環境の違いもあるが、参考になる点は多いだろう。 続きを読む »


アンディ・ルービンがグーグルを辞める!

昨年、ロボット関連会社を8社も買収した中心人物、アンディ・ルービン氏が何とグーグルを辞めるという。『ウォールストリート・ジャーナル』が伝えている

グーグル・ロボットのこれからが注目されていたのだが……(http://online.wsj.com/より)

グーグル・ロボットのこれからが注目されていたのだが……(http://online.wsj.com/より)

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デンマークには「ロボットと頭脳の町」がある!

レポートがすっかり遅れてしまったが、ロボニュースは5月末にデンマークへ出かけた。ヨーロッパの『ロボビジネス会議』を取材するためだ。

その際にテクニカル・ビジットで訪れたのが、ユニバーサル・ロボッツの本社とドローンのテスト飛行場だったのだが、何よりも驚いたのが、その町オデンセが「ロボットと頭脳の町」と名付けられていたことだ。

 

Robot -odense

デンマーク・オデンセの町のマークは、これ!

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『EmTech 2014』レポート<その1>アトラス、山道を行く

下の写真は、ヒューマノイド・ロボットのアトラスが山道を歩いている様子だ。ビデオでお伝えできないのが残念だが、ザクザクと力強く地面を踏みしめている。

こんなロボットに山奥でばったり出会ったら……

こんなロボットに山奥でばったり出会ったら……

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筋電信号を用いた義手で、スマートフォンも使えるように

タッチ・バイオニクス社が開発した義手を使う女性の様子が、『ミシガン・ライブ』紙で伝えられている

Robot - touch_bionics

これまでの義手と比べて、デクステリティー(器用に動かせる度合い)がずっと高くなったという(http://www.mlive.com/より)

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私、売り場担当ロボットが、お買い物をお手伝いします。

「こういう手があったか」と思わせたのは、このたび登場した店員ロボット。日曜大工用品チェーンのロウズが傘下のオーチャード・サプライ・ハードウェアに導入した。『ウォールストリート・ジャーナル』紙が報じている

客を売り場まで導いてくれるオシュロボット(http://fellowrobots.com/より)

客を売り場まで導いてくれるオシュロボット(http://fellowrobots.com/より)

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最近、新たに資金を集めたロボット・スタートアップ

『ロボット・レポート』が、最近資金を調達したロボット関連スタートアップ3社を挙げている

ひとつは、ボストンを拠点にする医療ロボット開発会社のメドロボティクス社。フレキシブルな内視鏡技術とビジュアライゼーション・プラットフォーム「フレックス・システム」を提供し、非侵襲的な手術に利用される。現在は、ヨーロッパだけで認可を得ているようだ。同社は新たに2000万ドルを調達、これまで受けた投資資金は合計1億930万ドルになった。

メドロニクス社のフレックスシステムは、1カ所の開口部からさまざまな内蔵の箇所へ到達する(http://www.arisplex.com/より)

メドロニクス社のフレックス・システムは、複雑な経路でも目的の箇所へ到達する(http://www.arisplex.com/より)

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『ロボット・レポート』が選ぶ、今年のロボット・ギフト

ロボット業界の動向に詳しいフランク・トービー氏が運営する『ロボット・レポート』が、今年のホリデー・ギフトを選んでいる。もちろんすべてロボット!

ロボット・ギフトも揃ってきた。(http://www.therobotreport.com/より)

ロボット・ギフトも揃ってきた。(http://www.therobotreport.com/より)

ラインアップは、ロボット技術を利用したベビー製品で注目を集めるフォーマムズ(4moms)のゆりかごから、インタラクティブなドッグや人形、水槽で泳ぐ魚ロボットまで。

アマゾンにも専用ショップが設置されている。今年も1年乗り切った、ご自分へのプレゼントにも最適!


静電気でできるこんなこと

グラビット(Grabit)社SRIのスピンオフで、静電気の付着性を利用したグリッパーを開発している。電源を入れるとモノをつかむことができ、切ると離すというしくみだ。

同社はこれまで平らなグリッパーで、薄い布のようなものをつかんだりできることをデモしてきたが、今開発されているのは、テープ状のグリッパーらしい。立体的な箱などもこれで把握できる。『IEEEスペクトラム』が伝えている

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マサチューセッツ州は、ロボット開発インフラをさらに補強

ボストンを中心とするマサチューセッツ州は、アメリカのロボット開発の集積地のひとつとして知られている。同州がさらに開発力を強化することに乗り出していると『エクスコノミー』が伝えている

今回新設が計画されているのは、マスロボティクス(MassRobotics )という名前のインキュベーター。非営利組織として、ロボットのスタートアップが作業できる共同オフィスを運営する。オフィスの賃貸料は徴収されるようだが、製作のための道具やテスト用機器にアクセスできるようだ。さらにここは、大学、スタートアップ、投資家、政府、大企業などの間を取り持ち、共同作業や交流ができるよう促進するとのこと。場所はケンブリッジの郊外のアレワイフ。

マスロボティクスの計画概要(http://www.masstlc.org/より)

マスロボティクスの計画概要(http://www.masstlc.org/より)

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